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ネクタイの織元
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ネクタイの織元

都心から中央道を飛ばし、たどり着いたのは山梨県。
別荘地域でも知られる山間部は、綺麗な水と空気が最高のギフトです。

シャトルと呼ばれる糸を巻いたものが動くこのマシン、
現代では希少なフレスコタイのような複雑な織物を織ることができます。

希少な織り機はすぐに糸が切れる。
こまめに糸を変え、常時チェックしていなければならず、手間がかかります。

フレスコタイというのは、夏場などメッシュで涼し気に見える、
ズームにするとこのようなタイです。

まるで金網のよう。
糸が捻じれ合う様子がわかります。 
夏の涼しげなフレスコタイ、その軽やかさとは裏腹に、非常に手間がかかっています。 

織元の中は常に騒々しい。
ある一定のリズムで、シャトルが動いているためです。
シャトルはこちらです。

見た目のイメージもシャトルという言葉の雰囲気を裏切りません。
シャトルは左右に動きます。

 

 


 
幾何学模様などもあっという間に織り上がりました。 
こちらの織物工場では、国内有名ブランドの多くのネクタイが織られいます。 
 デザインの企画は代表S氏を中心に、某ブランドにいらっしゃった方と練り、プレスします。 

この歯車は、生地の張りを調整する役割を担っています。

織り上がったサンプル。
これだけあると3日あってもチェックできない量でしょう。