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紳士の知識

仮縫い

仮縫い

スーツに白い線がたくさん見えますね。

「仮縫い」という言葉を聞いたことありますか?

これは文字通り、生地を仮に縫うということですが 生地を裁断し、実際の形に縫い合わせたところで 一度お客様に着ていただくというもので 美しいシルエットと着心地を決めるうえで、とても重要な工程です。

まだボタンや裏地はついていません。 製作途中の服を見る機会なんてめったにないといって 写真を撮る方もいらっしゃいます。

仮縫いの段階では生地もまだ余分に取ってあるので 襟の形などのデザインの大幅な変更も可能です。 「最初はこっちがいいと思ったけど、他の人のを見てたらやっぱこっちがいいな」 という事にも対応できます。

そんな仮縫いについてですが、こんな声を頂いています。 ・着たときのシルエットが見えるので全体像のイメージがつかめる ・袖や丈の長さが自分好みに微調整できる ・僕の頭の中にある細かいニュアンスが伝わって気持ちよかったです ・一緒に作っている感じがして楽しい ・着心地が体感できるので安心しまいた ・完成がすごく待ち遠しい!
私自身、予想以上の嬉しい反響を頂き、驚きが隠せません。

仮縫いをすることで、最初の1着目からイメージ通りのものができます。 一度あなただけの型紙ができれば 2着目からは生地とデザインを決めるだけで最高の一着ができるので 時間の節約にもなります。
仮縫いを入れずに作ると イメージと違うものが出来上がってくる場合があります。 これはお客様のイメージとフィッターのイメージやニュアンスが 違ったときに起こりやすいです。 「3着目でやっとイメージ通りの形になった」なんて話も聞きます。
こうなると1,2着目がかわいそうです。 「着ていてもどこかしっくり来ない」 なんてことになると、オーダーした意味がないですし そのうち着なくなるのは明白。


仮縫いの一番のメリットはこういったことが起きなくなるということですね。 お互いのイメージの共有ができ、より最高の1着が完成するのでお勧めです。

⇒前の記事は『フォーマルの着こなしはなぜ白黒なのか?』です。

⇒次の記事は『秋から冬にかけて似合うスーツ生地 フランネル です。



着こなしブログ「スーツ着こなしの知識」もご覧ください。


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