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春の結婚式に向けたブラウンのオーダーシューズが完成!タキシード一式ご紹介いたします!

2019年12月29日 結婚式の新郎衣装を制作したお客様事例 | タキシード

M様のオーダータキシード

まずこちらがM様にお仕立てをさせていただきましたネイビーのタキシードでございます。

やや明るめのネイビーで爽やかさもあります。

イタリア生地でお仕立てをしておりますので、イタリアらしい発色の良さ、滑らかな光沢があります。

比翼仕様のオーダーシャツ

シャツは比翼というボタンが表から見えない仕様のシャツをお仕立てさせていただきました。

シャツは下着だ、という考えが今でもありますが、その下着であるシャツのボタンを見せるのは美しくない、という思いからこのような仕様になったのです。

シンプルながらエレガントに見えますね。

シャツの衿型は通常のスーツに合わせるような下に降りた型ではなく、立ち上がったウイングカラー。

このように手結びタイプの蝶ネクタイを合わせ、首元にボリュームを出せば優美な印象になり、ご結婚式において特別感、非日常感を演出してくれます。

M様のオーダーシューズ

そしてこちらがM様のタキシードに合わせたブラウンのシューズでございます。

タキシードに合わせる靴は基本的にはフォーマルのルールに則ればブラックのオペラパンプスが最も適していますが、

ファッションの合わせとしてはこのようなブラウンのシューズは、今回お仕立てさせていただきましたタキシードの色味ともマッチしてます。

M様のワードローブにおいてもブラックのシューズは何足か持っておりましたが、ブラウンはお持ちでないとの事でしたので、この機会に今後ビジネスでも使いやすいブラウンのシューズをオーダーいただきました。

靴の形は様々ですが、フォーマルなシーンやウエディングにおいては、

このような内羽根仕様のストレートチップの靴はオペラパンプスに次いで適しています。

このように先端にまっすぐに切り替えが入った靴をちらがストレートチップと言います。

このストレートチップ、実は美しさをベースに設計したもので、元々は室内履きだったのです。

現代で考えればスリッパといえるわけですが、お屋敷の中でゆっくりと歩く、くつろぐ、そういう目的の靴なのです。

採寸フィッティングについて

靴も細かく採寸・フィッティングをさせていただきます。

足の長さ、幅、甲の高さ、サイズゲージを履いていいただき、細かくチェックして参ります。

皆様あまりお気づきにならないのですが、足のサイズ、長さ、幅、甲の高さに左右差があったり、極端に幅が広い、甲が高い、というお悩みを持つ方は多くいらっしゃいます。

例えば、足の長さに対して幅が広い場合に横幅に合わせた大きめの靴を選んでしまうと、

靴が足の長さに対して大きい為、靴の中で足が動いたり、かかとが抜けてしまったり、見た目にもボテッとしてしまいます。

しかし、オーダーの場合であればそういった細かい部分も合わせる事ができるので、しっかりと自身の足にフィットさせる事が出来るのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ボットーネではタキシードはもちろん、シャツ、靴、小物に至るまで、全てオーダーで誂える事が出来ます。

一生に一度の晴れ舞台ですから、自信を持って挙式に臨めるといいですよね。

大切なご結婚式を迎えるにあたって自身の体にタキシードがしっかりとフィットしているかどうか、というのは非常に重要なポイントだと思います。

という事でご結婚式の衣装は細部までこだわってみてはいかがでしょうか。

結婚式の新郎タキシードの靴

2015年12月8日 小物の着こなし | タキシードの靴

オペラいざ結婚式の衣装選びをスタートすると、レンタルにするか?購入するか?またはオーダーする?という様々な選択肢に気づきます。
ところが選ぶ衣装の種類によって靴も異なることは意外と知られていません。

衣装は午前や日中の式か、夕方から夜の式か?によって本来は着用する服も異なります。
例えば新郎新婦のお父様が着用するイメージのあるモーニング・コート。
丈が長い、いわゆる内閣の組閣でも着用される非常に格式高い衣装ですが、
モーニングという名前にもあるように、夜に着用しないコートです。

もし同じ格の服を夜に着る場合、燕尾服になるのです。

新郎のタキシードと一口にいっても、
実はレンタルタキシードなどで並んでいるタキシードの中にも、厳密にはタキシードではないタイプも混在しています。

・モーニングのようなタキシード
・フロックコート
・ショートフロック

こういった服は、全部まとめてロングタキシードと呼ばれることもあるようですが、
タキシードでロングな服は本来はないので、日本発祥と考えられます。

そうすると、
モーニング、フロックコート、ショートフロック、と、
タキシード、この2つに絞って靴を選んでみます。

まず、モーニングコートやフロックコートは、
基本的には散歩をする服、という起源があります。
さらに辿ると軍隊の服であったりはするのですが。

散歩をする、という性質から、
基本的には革靴を合わせます。

モーニングやフロックコートにどのような革靴を合わせるのが正式かというと、

黒ストレート

・黒色
・内羽根式
・ストレートチップ

となります。
一つずつ見ていきます。

まず、色については、やはり黒が正式です。
茶色だとカジュアルな印象になります。

茶靴
ではここで、フロックコートが白だった場合はどう合わせるか?といえば、
ここはやはり白を合わせます。

そもそも論、白いタキシードという服を着る文化自体西洋にはなく、
白を着用するのは純白無垢の花嫁様だけ、
列席者含め、白い服はその他の誰も着用しない。
男性はむしろ、暗めの色で、ドレスを引き立たせるもの、

そういった考えが西洋にはあります。
ですが、ビーチでの撮影など白を選んだ場合は、
黒い靴というルールに捉われ過ぎず、白で色のトーンを重視すべきです。

・内羽根式
靴には内羽根式と外羽根式があります。

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室内履き、いわゆるスリッパから派生したのが内羽根式、

7Q6A7842一方、ブーツから派生したのが外羽根式です。
羽根と呼ばれるサイドの部分が、内側に入っているか、外に飛び出しているか?という違いですが、
ブーツタイプはカジュアルになるのです。

・ストレートチップ
これは先端にチップがまっすぐに入ったシューズデザインのことです。
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これらの靴は、もしモーニングコートやフロックコートを購入やオーダーした場合は、
新たに購入しても損はありません。
なぜならば、このストレートチップの黒靴は、ビジネスはおろか、列席の挙式や公式な式典であっても履ける、
まさに鉄板の一足だからです。
もちろんお手持ちの愛用した靴があれば、その先端を鏡面磨きで磨いて、当日に臨むのも良いでしょう。

ヒールはどうすれば良い?

新郎のフロックコートに合わせるストレートチップの靴というと、
いわゆる一般的にビジネスシーンでも見かける革靴と相違ありません。
内羽根式、黒色という条件付きではありますが、ビジネスでも式典でも使用できます。
反面、ヒールが入ったシューズというのはあまり販売されていないのが現状。

まず、どうしてもヒールにこだわる、という場合、
3センチ、5センチ、7センチなどのヒール入りストレートチップシューズは探せば存在します。
こうした靴を合わせるのも一つです。

しかし、本来このフロックコートやモーニングコートに合わせる靴は、
散歩をするといった行為を想定しての靴であったり、
宮廷の中で履く、室内履きであったという経緯もあります。
歩きやすさを考えても、敢えてヒールがなくとも問題はありません。