バール ア ヴァン パルタージェ 表参道ヒルズのワインバーでランチ
表参道ヒルズの3階には飲食店が集中している。
白を基調とした、ガラス張りの明るい外観、こちらがワインのお店、正統派フレンチをタパスサイズで、というコンセプトのバール ア ヴァン パルタージェ 表参道ヒルズ店だ。
こちらはボットーネのサロンからも徒歩2分、以前ラーメンゼロという店舗だったところにできたワインバーだ。
今日はランチ、ディナーなど何度か活用させていただいているバール ア ヴァン パルタージェのランチのレポートをしてみようと思う。
本店は大阪だ、
大阪の店舗名はle comptoir(ル・コントワー)といい、コントワーとはカウンターという意味だそうだ。
ウェブサイトによれば、オープンキッチンを大きなカウンターで囲んでおり、シェフとも会話できるとのこと。
なんだか大阪っぽく暖かい感じがするが、表参道ヒルズ店はどうだろう。
それにしても、表参道にはなかなかサクッとワインを飲めるお店というのが少ない。
そしてグラスで数を揃えていて、なおかつバール ア ヴァン パルタージェは結構遅くまで営業していて、それも重宝するワインバーになる要素の一つだ。
表参道ヒルズ店の3階、
バール ア ヴァン パルタージェの入り口にはこんな張り紙が。
軽く、ワイン1杯どうですか?
そう言われると一杯いきたくなるもの。
ちょっとグラスワインを飲むのに立ち寄るのも良いのではないだろうか。
bar à vin PARTAGER
FRENCHI TAPAS & WINE
と書かれた白い看板。
店内も光がいっぱいに入っていて、とても明るい。
バール ア ヴァン パルタージェの前を通りかかったときに、《遅めのランチですか?》と気軽に声をかけてくださったスタッフの方がいたのがきっかけで入店した。
入店すると、スタッフの方は気持ちが良い声と笑顔で迎えてくださった。
ワインの奥で万遍の笑みなのは、バール ア ヴァン パルタージェ表参道ヒルズ店の店長の遠山さんだ。
クレリックシャツが良く似合う方。
私がカウンターに座ると必ず挨拶に来てくださり、時には結構話し込む。
「今度の金曜に、これを開栓しようかと。」
店長の遠山氏は伝えたくてたまらない、といった表情で話してくれた。
このワインはメルローが主体で、まろやかながら成熟感たっぷりなのだそうだ。
こういったワインがグラスで飲めるワインバーは表参道では珍しい、いや、ワインバーとしても珍しいのではないだろうか。
20食限定 シャンパーニュもセットに!
たっぷり野菜のワンプレートランチだ。
シャンパーニュ、白ワイン、赤ワイン、生ビール、サングリア、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶から一つ選べるようだ。
その他のランチメニューはこちら。
ということで、やはりお得で人気のたっぷり野菜のプレートランチ 1500円を頼んでみる。
こちらがこの日に出てきたプレートのランチ。
スープ、サラダ、パン、メインなどが盛られてくる。ドリンクはもちろんワイン、シャンパーニュも選択可能というところも嬉しい。
この日は偶然開栓されていた、ランチでは出していないワインをいただいたのだが、この1杯のワインだけで1,500円は元をとってしまったように思う。
料理は手抜きなし、しっかり調理されていて美味しい。
ちなみにこちらがワインリストだ。
充実。
こちらは夜に来店したときの模様だ。
まずはお通し。
だいたいの方向性を伝えれば、ぴったりなワインをセレクトしていただける。
ワインや料理の素晴らしさはもちろんだが、
私もついつい足を運んでしまう理由、それは、バール ア ヴァン パルタージェで働く人々の人柄だ。
遠山店長をはじめ、全員からにじみ出ていて、
人が好きな方ばかりなのだと感じるのだ。
なんと、ここのところはご新規がガラガラという日でも、リピーターで満席近いという状態があるそうだ。
表参道ヒルズで何かイベントがある場合や、明治神宮への初詣の参拝など、特別な行事などであれば新規で満席になるわけだが、これは他店も変わらない。
そうではなく、何もない平日にもリピーターが増えているのだそうだ。
これはやはりこのカウンター越しの楽しい会話、お客との近い距離感にリピーターがついてきているのではないだろうか。
確かに、東京・表参道では珍しい、バーとも違う商店街のような距離感だ。
そういうのが嫌いな人もいるかもしれないし、私もそこまで会話を重視していなかったのだが、バール ア ヴァン パルタージェの場合はとても気持ちが良いのだ。
12月、最初に私に声をかけてくださったスタッフの方から、クリスマスカードが届いた。
バール ア ヴァン パルタージェは表参道ヒルズという好立地にあるワインバーでありながら、商店街のような距離感で会話を楽しめる、ホスピタリティに溢れるお店だ。
もちろん大阪から東京初上陸で、その上陸の地が表参道ヒルズだったようで、気合いも入っている。
飲食店が早めに閉店してしまう表参道で、閉店時間が遅めというのも大きいのではないだろうか。
何よりも、非常に高価なお店でサービスが行き届いていても、心が通っていないと興ざめするもの。
純粋に顧客のために、と追及するお店は肌で感じるものだ。
バール ア ヴァン パルタージェは表参道ヒルズにありながら、フランクな距離感が楽しいおもてなしの心に満ちたお店だ。
bar à vin PARTAGER(バール ア ヴァン パルタージェ)
http://www.partager-omotesando.com/
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ
TEL:03-6434-9091
ジャンル:ワインバー・フレンチバール・ビストロ
営業時間:11:30〜23:30
定休日:なし
最寄駅:表参道
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
おすすめ記事
必読!SHIPS顧問の鈴木晴生氏 こだわる男のスタイリングメソッドベーシックを自分流に着こなす こだわる男のスタイリングメソッドという本だ。無難という…
パナマハットはボルサリーノも良いがオメロオルテガがオススメ!実際に試着してわかったことパナマハット オメロオルテガはエクアドルの帽子 パナマハットはトキヤ草を使った帽子で…
タキシードのスタッドボタン(黒いボタン)は一体何のために付ける?タキシードを着る際に、当然ですがシャツを着ます。 あれ? シャツのボタンが黒い? 海…
スニーカーはイギリスでは通じない?ファッション用語の面白さスニーカーにスーツを合わせる。 スポーツミックススタイルはここ数年のトレンドだ。 と…
【葛利毛織のションヘル織機をこの目で】スーツ生地 dominx(ドミンクス)を織る日本の織元名古屋駅から真っ赤な名鉄電車に乗る。 私が6歳の時に大好きで持っていたプラレールに、…
ボットーネでオーダースーツ制作させていただいた経営者M様にお話をお伺いしました[speech_bubble type=”std” subt…
タキシードと燕尾服のパンツのライン(側章)違いの意味は?何事も、目的地よりも1本で行けるのか、乗り換えて2本なのか?で心理的な距離は変わって…
《保存版》タキシードはどうして生まれたの?誕生秘話に迫るいざ結婚式を控え、衣装選びがはじまると、もちろんドレスも大切ですが、その横に並ぶ人間…
服装のドレスコード フォーマルにはブラックタイ、ホワイトタイのさらに上があった!?パーティーの案内状が届くと、そこにはドレスコードと呼ばれる服装の指定が書かれている場…
コード レーンのスーツ 実はクールビズの夏スーツにも最適素材夏の日本は、暑いです。年々とてつもない暑さに悩まされます。 とはいえ、スーツではなく…
関連カテゴリーの人気記事 週間ランキング
-
1
パンとエスプレッソと 表参道の人気パン屋のムーがおすすめ
-
2
表参道のガレット専門カフェでランチがおすすめ!ブレッツカフェ クレープリー 表参道店
-
3
古無門 移転先は横浜・関内! 桜新町(弦巻)の住宅街にあったお好み焼きランチ
-
4
南青山で一番天空に近い和菓子屋 表参道や青山でお手土産に紅谷
-
5
江ノ島のBar d(バード)というバーへ 喧騒から離れた異空間で飲むシングルモルト
-
6
表参道でタイ料理 チャオバンブー
-
7
Mr.FARMER 表参道本店 (ミスターファーマー)
-
8
ブレッツカフェ クレープリー 表参道店(旧 ル・ブルターニュ)
-
9
表参道のサラダ専門店 サラダストップのサラダラップが美味しい