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カシミアコートの魅力 カシミアの特徴を解説

カシミア(Cashmere)

皆さんご存知の、コートやマフラー、セーターにも良く使われる冬の高級素材です。
 
軽くて、保温性も高い、何よりその柔らかな触り心地とカシミア独特の光沢感は、服好きでなくとも誰もが魅了されるほど。
 
 
 
カシミアは、実は”山羊(ヤギ)”の仲間なんです。
 
 『動物繊維』 ⇨ 『獣毛繊維』 ⇨ 『山羊毛』 ⇨ 『カシミア』
 
繊維として分類していくとこのようになります。
 
 
 
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カシミアは山羊毛の一種

ここで少し繊維の勉強をしましょう。
 
獣毛繊維には3つの代表的な種類があります。
 
羊毛、ラクダ毛、山羊毛です。
 
 
 
まずは羊毛(ウール)。
 
普段私たちが着用しているスーツには基本的にメリノウールが使われており、ツイードなどの太くて弾力のある素材は英国羊毛が使われています。
 
 
 
ラクダ毛はその名の通りキャメル、超高級素材のヴィクーニャ(ビキューナとも言います)、アルパカなどがあります。
 
 
 
そして山羊毛には、夏素材として有名な”モヘア”、そして”カシミア”があります。
 
モヘアのようにハリ・コシがあり比較的固めの印象がある素材とカシミアが仲間というのが意外ですよね。
 
 
私たちの素材のバイブル、”メンズウェア素材の基礎知識”よると、、、
 

●カシミア Cashmere

 カシミア山羊には細い産毛と刺毛が共生している。毎年晩春に脱毛するが、脱毛前に大きな櫛でできる限り刺毛を抜かないように綿毛を抜き取り、あとで刺毛を切り取るのが最上の採毛方法と言われ、中国とモンゴルではこの方法が行われている。繊度は細く柔軟で、独特のぬめりのある手触りを持ち、羊毛より常に高価であると言える。名前の出自はインド、パキスタン国境のカシミール(kashmir)からであり、中国、中央アジア、イラン、イラク、トルコ、チベットなどに分布する。

 メンズ・ウェア素材の基礎知識[毛織物編] 大西基之著 より抜粋

 
 
繊維が細く、独特のぬめりがあることが大きな特徴なんですね。
 
ウールの場合は、スーパー◯◯’sという表記で繊維の細さを表します。
スーパー100〜120’s程度が一般的で、スーパー130’s以上になると非常に細いウールの原毛を使用していることになります。
スーパー170’sともなると、誰の目にもわかるほどの光沢感と柔らかさがあります。
 
 
 
カシミアはウールではありませんので厳密にはスーパーで表記することはできませんが、カシミアをスーパーに置き換えると、スーパー180’s〜190’s程の細さになりますので、ウールと比べていかに細いかということが分かるかと思います。
 
独特のぬめりもカシミアにしか表現できない魅力があるものです。
高級感を感じる一番の理由とも言えます。
 
 
 
 

お仕立て事例

カシミアといえば、オーバーコートは外せないでしょう。
 
中でも、チェスターフィールドコートとの相性は抜群で、ビジネスシーンだけでなくフォーマルシーンにも対応可能なオーバーコートとなります。
 
 
 
着心地は驚くほど軽く、それでいて暖かい。
 
どんなに良いウールにも出せない魅力があり、他とは全く違うステージとなります。
 
 
 
シングルのチェスターフィールドコートであれば、上襟はベルベットをあしらい、フロントは比翼仕立ての仕様がおススメです。
 
膝丈よりも長めの着丈で、スーツの上から優しく包むようなフィッティング。
基本に忠実な良い仕立てのオーバーコートは一生あなたのパートナーとなるはずです。
 
 
 
定番のシングル・チェスターフィールドコートは既にお持ちの方も多いかもしれません。
 
次の選択肢は、ダブルのチェスターフィールドコートでしょうか。
 
 
 
保温性はシングルよりも高くなりますので、暖かさはダブルの方が上。
 
ブラックやネイビーの重厚な雰囲気も良いですが、ベージュのカシミアで仕立てるダブル・チェスターフィールドコートも非常にエレガントです。
 
 
自身のワードローブと相談しながら考える。この時間も楽しいひとときですね。
 

カシミアのコートを持つ意味

上質なカシミアのオーバーコートを羽織れば、あなたの行動パターン、持ち物、生活までもが変わるかもしれません。
 
カシミアのオーバーコートを羽織るなら、
 
いつもよりちょっといいレストランに行く、
着用した後はしっかりとブラッシングをしてケアを怠らない、
足元、革靴も手入れの行き届いたもので、
革製のグローブがふさわしい、
ビニール傘ではなく質の良い傘を、
リュックではなく本革の鞄を持つ。
 
 
 
勿論、すべてを高級で上質なもので揃えましょう! ということではありません。
(私もとても揃えきれません笑)
 
愛着のあるアイテム揃える。
手入れが出来るものは手入れをして、消耗品という考え方ではなく、手を出せる範囲の良いものを自身の目で見てしっかりと選ぶことが必要ではないでしょうか。
 
コストの抑えられた機能的なコートとは真逆の立ち位置になりますが、こうしてライフスタイルまでもが変わっていくことこそが、本当のラグジュアリーと言えるのではないかと思います。
 
 
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中之丸ライター:中之丸建築デザイナーの父を持ち、一度は大手企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京し、ボットーネに入社。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2019年10月14日
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